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下さい。
『落ち着きがない
勉強ができない
友達と仲良く
できない
など
それだけで
障害がある生徒
という判断
をするべきもの
ではありません。
その子の
脳や体の発達
にも大きく
影響されます。』 |
* LD(学習障害)とは・・・・。 Learning
Disability
|
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『 全般的な知的発達に遅れはないが、 |
聞く、話す、読む、書く、計算する、または |
推論する能力のうち、特定のものの習得 |
や使用に著しく困難を示すさまざまな状態。』 |
と文部科学省は定義しています。 |
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◎ 大きく分けて以下の3つに分類されます。 |
@ 読字障害 |
・文字を読むのがたどたどしい。書字障害を伴う事が多い。 |
・指示語の示す言葉がわからない。 |
・言葉を省略したり、行を飛ばして読む。 |
A 書字障害 |
・文字をうまく綴ることができない。 |
・作文能力に問題があるものもある。 |
・枠や線にあわせて書けない。 |
B 算数障害 |
・“繰り上がり”などの計算ができない。 |
・「+ − × ÷」などの記号の認知ができない。 |
・少数、分数の概念がわからない。 |
・計算問題はできるが、文章題になると苦手である。 |
・数字の大小がすぐにわからない。 |
★ 原因として、中枢神経系の機能障害が推定されていますが、
まだはっきりした事は分かっていません。 |
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*単に読み書きや計算の成績が悪いといったレベルではなく、その年齢の |
学習の到達段階よりも十分に低いものであり、本人の努力不足や環境上の |
問題などではないので、障害に対する周囲の正しい理解と、障害に応じた |
特別の配慮や援助が必要になります。 |
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*ADHD (注意欠陥多動性障害)とは・・・・ Attention Deficit
Hyperactivity Disorder |
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『 幼児期に発病し、その子供の年齢に |
比べて不注意や多動性、衝動性などの |
行動特性が著しい場合をADHDといい、 |
LDと合併する割合が多い。 』 |
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◎ 不注意・・・授業や遊びに集中できない。 |
不注意によって過ちを頻繁に犯してしまうなど。 |
◎ 多動性・・・じっと座っていられない、おしゃべりが過ぎる。 |
手足を動かしたり、立ったりするなど。 |
◎ 衝動性・・・人の会話や順番待ちの列に割り込むなど。 |
以上のような行動に現れる障害で、このような子供たちは情緒も |
不安定で、気分が変わりやすく、すぐにかんしゃくをおこしたりします。 |
今までは、「親の躾けの悪さ」や「担任教師の学級運営の問題」 |
であるという誤った議論がなされることが多かったのですが、 |
近年ADHDの概念が広まりつつあります。 |
*脳や身体の発達状態には個人差があり、難しい問題があります。 |
治療は、薬物療法が中心となりますが、同時に家族や |
周囲の人がADHDの概念を正しく理解し、子供の症状に配慮した |
環境整備を行うことが重要なことだと思います。 |
心理カウンセラー・教育カウンセラー
カウンセリングルーム “埼玉心療室”
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